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事業構想大が桐生信金と「太田新事業創出プロジェクト研究」発足 持続可能な地域社会へ、金学連携で起こす地域イノベ

学校法人先端教育機構 事業構想大学院大学(本部:東京都港区)は、桐生信用金庫(本店:群馬県桐生市/本部:群馬県太田市)との間で、新たな産業を生み持続可能な都市の実現に向けた共同プロジェクトとして、「太田新事業創出プロジェクト研究」(通称:O-BIP1(オービップワン))を発足する。太田市、太田商工会議所後援。

■地域金融機関の新展開。事業構想人材の育成で持続可能な地域社会へ

桐生信金は創立100周年に向けて「きりしんビジョン100」を策定し、地域金融機関として、地域との強い信頼関係を築きながら、公共的使命と社会的責任を果たすことで、地域社会の発展に貢献することを目指している。

「太田新事業創出プロジェクト研究」は、高等教育機関と連携し人材育成の観点から地域課題解決と産業振興を目的とする新しい取り組み。専門カリキュラムを有し社会人の実践研究・教育をおこなう事業構想大学院大との共創により、地域の未来を牽引する事業構想人材の育成を推進する。

■「太田新事業創出プロジェクト研究」(O-BIP1)の狙いとプログラム特徴

太田新事業創出プロジェクト研究(O-BIP1)では、事業構想の基本的な知識・スキルの修得にとどまらず、参加する地元企業間で〝知の探索〟を実践することで、自己や自社の思考と視野を広げ、相互に刺激し合いながらアイデアを生み出し構想を構築する。社会課題、顧客の課題解決に資する新事業構想を研究し、実践していくことで地域の持続的な発展に貢献する。

プログラムは、課題の掘り下げから地域資源・経営資源の再発見、強みを生かした事業構想の具体化、収益構造を明確にしたビジネスモデルの検討等を実施。成果物として、研究員は実践を見据えた事業構想計画書を策定する。修了要件を満たした研究員には、研究修了証が発行される。