麗澤大学(千葉県柏市)は、文部科学省から大学設置・学校法人審議会により同大工学部の認可を「可」とするとの答申を得たと通知を得た。来年4月に開設。首都圏では約10年ぶりの工学部誕生となる。
麗澤大工学部は、来年4月に開設予定で、同大にとっては初となる理系学部。〝知徳一体〟の教育理念のもと、『テクノロジーに、愛を。』をコンセプトに、未来を想い描く「デザイン力」とテクノロジーを活かした「解決力」を身に付け、社会の課題解決を通じて、人々を幸せにするエンジニアの育成を目指す。
知徳一体は、知識と道徳は一つに調和するべきであり、この二つが車の両輪のように機能して初めて機能するという考え方。
■徳永澄憲学長のコメント「この認可申請に際しては、高等学校の教育関係者や生徒、企業関係者などから多大な支援と協力をいただきましたことを、深く感謝申し上げます。現代社会において、高度なテクノロジーと人間性を兼ね揃えた学びの重要性が増しているなか、本学工学部では、デザイン思考を核に、デジタル技術を駆使して課題を解決することで未来の幸福に寄与する「愛ある工学教育」を展開して参ります。2024 年 4 月、麗澤大学は工学部、そして経営学部を開設することで既存学部と調和した国際色と緑豊かなワンキャンパスに、5 学部が集う文理横断・文理融合の総合大学へと大きく進化していきます」