大阪大学とダイキン工業は来年の日本国際博覧会(大阪・関西万博)で環境情報を芸術作品とする新技術「未来の温度計」を公開する。商業棟であるウォータープラザ西棟のレストラン「水空SUIKUU」に設置予定だという。
未来の温度計はレストランの温度や湿度、二酸化炭素(CO2)濃度をリアルタイムに計測できる。その結果をもとに、人工知能(AI)が絵画作品を創造し続けるという。この実現には環境データを言語化し、そこからアートを生成するプロセスがあるという。
両者は「将来的には、未来の温度計として、現在の天候だけでなく、将来の天候も視覚的に表現することが可能になる」と紹介している。
2025年4月13日~10月13日の期間に展示される。