東京農工大学は、来年創基１５０周年を迎えることを機に、同大卒業生である落語家の立川小春志氏を東京農工大学広報大使に任命することを決定した。立川氏は、学生時代、本学農学部応用生物科学科で応用昆虫学を学び、落語研究会で活動した。卒業後、落語家として活躍し、今年５月には真打に昇進している。９月７日に同大で就任式が執り行われる。

また、広報大使としての最初の活動として、立川氏には就任式当日午後開催の東京農工大令和５年度女性リーダー育成型事業シンポジウム「多様な人材と創る未来 ～女性がリーダーとして輝き続けるために～」に登壇してもらい、『リケジョから女性落語家へ ～転身で学んだ立場論』をテーマとした特別講演を行う。

■ハマカーンの二人も２０１４年に広報大使就任

農工大では、２０１４年から、卒業生で人気お笑いコンビ「ハマカーン」の神田伸一郎氏と浜谷健司氏の二人が広報大使に就任。オープンキャンパスの司会進行や、受験生向けのビデオ出演などを通じて、農工大のイメージアップに大きく貢献してもらっている。