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明治大、竹中工務店など8社が行うサーキュラーコンクリート開発に参画

明治大学

明治大学29日、竹中工務店など8社が着手した省資源型サーキュラーコンクリートの開発に参画すると発表した。小山明男教授や松沢晃一准教授らが開発に貢献するという。

サーキュラーコンクリートは、CO2排出量を削減する「環境配慮型セメント」と廃材である「解体コンクリート」から製造する骨材や新築工事で余剰となる「戻りコンクリート」から取り出す骨材を使用するコンクリートだ。

同大の小山教授や松沢准教授らは、再生骨材および再生骨材コンクリートの研究ならびにこれらに関連するJIS(産業規格)の制定・改正に携わっており、その知見を活用して本開発における再生骨材の効率的な製造管理や再生骨材コンクリートの品質管理手法の最適化などを担うとしている。