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東京工科大が米国半導体メーカーNVIDIA日本法人と協定へ 東日本の大学では初

東京⼯科⼤学(東京都⼋王⼦市)では、⽶国半導体メーカーNVIDIA(エヌビディア)の⽇本法⼈エヌビディア合同会社(東京都港区)と、学術交流に関する協定を締結する。同協定の締結は、東⽇本の⼤学として初となる。9⽉11⽇に同大蒲⽥キャンパス(東京都⼤⽥区)で締結式が実施される。

両者は協定のもと、⽣成AI(⼈⼯知能)などに利⽤される同社の主⼒製品であるGPUや、産業⽤デジタルツインの構築で、3Dワークフローのためのリアルタイム仮想空間シミュレーションとコラボレーションを実現するプラットフォーム「NVIDIA Omniverse」、物理に基づいた機械学習のフレームワークである「NVIDIA Modulus」などでの技術者⼈材育成や共同研究開発の協⼒などを推進する。

また、東京工科大コンピュータサイエンス学部では、国内⼤学での先進的な取り組みとして、「NVIDIA Tensor コア A100 GPU」とNVIDIA AIプラットフォーム「NVIDIA AI Enterprise」を⽤いて複数の仮想GPU環境を構築。同学⽣や教員が必要な時に必要なだけ利⽤できる新しいAIプラットフォームとして、今年6⽉に運⽤を開始している。