聖心女子大学(東京都渋谷区)は、このほど発表された「2023年有名企業400社実就職率ランキング」(大学通信調べ)で、女子大学としては全国第4位になった。同ランキングでは、日経平均株価指数の採用銘柄や会社規模、知名度、大学生の人気企業ランキングなどを参考に選定された「有名企業」400社に就職した学生の実就職率を調査。就職決定率が高く(就職決定率95.2%・今年3月卒業生就職決定率)、有名企業への実就職率も高いことから、採用担当者の聖心女子大卒業生に対する評価の高さがうかがえる。なお、同大は2022年の「著名400社実就職率(大学通信調べ)」でも全国女子大5位、2021年4位にランクインしている。
聖心女大は日本で最初の新制女子大学の一つとして、1948年に誕生。2023年に創立75周年を迎えた。開学当初からリベラル・アーツ教育を中心に総合的な人間力を養う少人数教育を徹底しており、多様な学問に触れ、その中から〝本当に必要な学問〟を選び、組み合わせることによって、学びを深めるカリキュラムを特徴としている。
キャリア形成支援では、「生涯にわたって社会とどのように関わるか」を主体的に考える力を重視。正課教育・課外活動での学びとともに、低学年時からキャリア意識を醸成することによって、「人生を切り拓く力」を養うキャリア教育に力を入れており、文部科学省委託事業「次世代のライフプランニング教育推進事業」にも採択されている。
1年次生のうちからキャリアカウンセラーによる進路相談を受けられるなどの手厚いサポート体制が整っており、「有名企業400社実就職率ランキング全国女子大4位(2023年大学通信調べ)」「出身大学別女性社長数全国女子大3位(2022年帝国データバンク調べ)」などの着実な実績に繋がっている。
聖心女大では今後も、幅広い教養と柔軟な思考力を育む「リベラル・アーツ教育」と、さまざまな課外活動によって自立心と主体性を育み、大学生活全体を通して学生自らが「人生を切り拓く」力を育てていく方針だ。