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東京女子医大、再生の諮問委員会を開始 「経営改革が喫緊の課題」「寄付以外について先に改定」

東京女子医科大学

東京女子医科大学は27日、「健全な法人管理運営体制の構築等本法人の再生計画」と「理事会及び評議員会のあり方」、「理事長、学長、理事、監事及び評議員の在り方、選出方法」などについて諮問委員会に諮問したと発表した。諮問委は寄付行為の見直しには時間がかかるとして、寄付以外の見直しを先に始めていくとしている。

諮問委は24日に会合を実施。「諮問委員会および委員長、副委員長について」と「第三者委員会からの報告聴取と意見交換」、「第三者委員会報告を踏まえた大学の再生に向けての基本的な方向性」など5項目について議論を行った。

会合では大学の再生に向けての基本的な方向性について、「再発防止策と管理運営体制の再構築が必要であり、大学の経営改革が喫緊の課題である」とした。また、理事・監事などの選出方法に関して、寄付以外の規定について改定を至急進めるべきとしている。