立教学院は来年、創立150周年を迎える。立教学院展示館では、この大きな節目に向けて、数回にわたり「立教学院創立150周年記念企画展」シリーズを展開する。第一弾は9月1日㈮~28日㈭に、首都圏に甚大な被害をもたらした関東大震災から、今年で100年となることを踏まえた企画展『災害の経験に学ぶ』を開催する。
企画展では、関東大震災を中心に、首都圏を襲った近現代の災害の歴史と、それら深刻な事態への立教の対応について、残された史資料を手がかりに振り返る。併せて、100年以上もの間、立教の学生や教職員を見守り続けてきた池袋のレンガ校舎群の耐震対策の取り組みについても紹介する。
【企画展概要】
◎展示数:約90点とビデオ放映『立教学院の歴史 関東大震災による被害と復興』
◎主なみどころ:
① 明治東京地震(1894年)による校舎の被害写真(国立科学博物館所蔵資料、立教では初公開)
②関東大震災による立教大学の被害写真
③レンガ校舎の耐震補強(スライドショーなどによる耐震補強紹介)