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メタバース空間でも力触覚を認識 3次元振動モータを開発 名大

クロスリアクタ

名古屋大学の部矢明准教授らのグループは22日、メタバース空間でも力触覚を感じられる「3次元振動モータ」(クロスリアクタ)を提案した。ゲームコントローラーの振動によるリアルな触覚体験が可能となるとしている。東京ビックサイト(東京都江東区)で明日まで開催される「大学見本市~イノベーションジャパン」で出展されている。

3次元振動モータは、コイルの通電時に生まれる永久磁石との磁気吸引力と反発力によって、上下と左右、前後の振動を可能にする。試作機は20×20×20ミリの箱型をしており、内部に永久磁石とバネ、振動子が含まれる。重さは34.5グラムで少数部品でも製造できるという。

3次元振動モータはスマートフォンとスマートウォッチ、ゲームコントローラーで使える。今後もさらなる応用が期待できるとしている。