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外国人留学生の5割「日本語通じるか不安」 情報処理・ソフトウェア・ゲーム業界が人気 キャリタス調査

就職活動サイト「キャリタス就活」を運営するディスコは22日、キャリタスと同サイト「CFN」に登録する外国人留学生を対象にアンケートを行った。4年生の4月に就活を始める人が2割強で、日本語が通じるかどうかを不安に感じている学生が多いと分かっている。

調査は来年3月卒業予定の大学4年生と大学院生を対象に、7月1~25日に行った。304人から回答を得ている。

就職活動を始める時期は、「4年生の4月」が24.3%で最多。採用広報が解禁される3月以降がおよそ半数を占めた。一方、国内学生の98.1%は広報前に動き出しており、大きな違いが見られた。

日本で就職する際に不安に感じることを尋ねると「自分の日本語が通じるか」が5割。「職場の人間家系をつくれるか」「給与待遇が悪くないか」の順。就職したい企業の規模は「大手企業(従業員1000人以上)」が最大。「業界トップ企業」、「規模にこだわらない」と続いた。

志望業界は「情報処理・ソフトウェア・ゲームコンサルタント」が文理ともに最も多い。職種は文系が「企画・マーケティング」、理系は「研究・開発・設計」が一番多く選ばれていた。