沖縄科学技術大学院大学(OIST)と大手ビールメーカーの「オリオンビール」は14日、脱炭素・持続可能な社会を見据えた次世代型エネルギーソリューションの開発・導入で、産学連携に関する覚書を締結した。オリオンビール名護工場とOISTキャンパスの次世代型エネルギーソリューションの開発を目指して取り組みを進めるとしている。
覚書では、持続可能なエネルギーシステムの研究や教育、新技術の共同開発などで協力するとしている。締結式でカリン・マルキデス学長は「OISTの研究者がオリオンビールや沖縄電力をはじめとする地元企業、地域自治体、政府、そしてグローバル企業との協力を通じて、知識とリソースを結集し、意義深い変革をもたらすことを期待している」とした。