数検を運営する日本数学検定協会は先月末、同検定を受験して優秀な成績を収めた個人や団体を表彰する第32回グランプリの表彰式典を開催した。個人賞では112人、団体賞は24団体が受賞した。

団体で文部科学大臣賞を表彰された井上雅喜教諭は「⽂部科学⼤⾂賞の受賞は、⽣徒たちに、努⼒を続ければ必ず報われるという希望と勇気を与えてくださった」とコメント。個人で同賞を受けた新井直也さんは「さらに研さんを積んで数学⼒を⾼め、そのうえで数学教育を通じて、社会全体の数学⼒の向上と数学による技術⼒と社会全体の発展に貢献できたらよい」としている。