AACSBのロゴ
立教大学の経営学部と大学院経営学研究科は5日、世界的なビジネス教育の認証評価機関「AACSB」の国際認証を取得した。日本の私立大学では初めてであり、国内では4校目。リーダーシップ教育と学部独自のスチューデント・アシスタント制度が高く評価されたとしている。
AACSBは世界で最も歴史のあるビジネス教育の評価機関。認証を維持するためには6年ごとの再審査に合格する必要がある。ビジネスや経営管理に関する学位プログラムを提供する世界の高等教育機関の約6%程度が取得しているという。
AACSBの審査には9項目の基準があり、特に「ミッションに基づく戦略マネジメント」と「学習成果の測定・改善プロセス」、「研究と社会的インパクト」が重視される。立教大はリーダーシップ教育とスチューデント・アシスタント制度、社会連携が高く評価されたと分析している。
西原廉太総長は「今後も立教大学は日本における高等教育を牽引する創造的な改革を推進していきたい」としている。西原文乃経営学部長は「私たちは、世界に積極的かつ持続的に貢献できる、力強く、魅力的で、革新的な新しい世代のビジネスリーダーを育成する努力を続ける」とコメントした。