奨学・助成事業などを行う教育支援グローバル基金は、令和6年能登半島地震で被害を受けた若者を支援するプロジェクト「北陸リーダーズ・イニシアチブ」を8月から開始する。
基金では大学や短大、専門学校に進学する学生を対象とした返済不要の奨学金と1年間の人材育成プログラム「ビヨンドトゥモロー」を提供している。
北陸リーダーズ・イニシアチブではビヨンドトゥモローの年間プログラム「エンデバー・プログラム2024」と「ジャパン未来スカラーシップ・プログラム2024」に参加する学生を対象に、石川と福井県で研修プログラム「サマー・リトリート2024」を開く。
サマー・リトリートでは奨学生のリーダーシップの育成を目指し、輪島高校の生徒との交流を行った後、奨学生が「『わたし』だからできる誰もが輝ける社会形成のためのアクション」をテーマについて提言発表をする。
さらに、能登半島地震を経験した北陸地方の高校生に10月に開催する「ジャパン未来リーダーズ・サミット」への参加機会を提供する。