団体別成績表
実用数学技能検定(数検)の日本数学検定協会は今月6日から、団体受検で準2~5級までを受検した集団向けに発行する「団体成績表」の対象階級を拡充した。新たに準1と2級でも始めている。
団体成績表は指導者向けに階級別の団体別成績表を作成している。この中には、団体内と全体の合格率、平均点、学年・領域別の正答率を掲載。階級ごとに学習の成果や課題を確認でき、指導に役立てることができる。
これまでは準2~5級までの結果をまとめていたが、受験者から対象級を増やしてほしいという要望があったため拡大した。8月に発送される予定の6日実施分からサービスを広めている。
同協会は「今後も受検者のみなさまの⽣涯にわたる算数・数学の学習活動の⼀助として、また指導者のみなさまの算数・数学の学習指導の⼀助としても活⽤していただけるような検定事業の運営に邁進したい」とコメントしている。