芝浦工業大学発の第1号認定ベンチャー「ハイパーデジタルツイン」が総務省の先端的ICTを創出するスタートアップの支援事業に採択されたと発表した。歩行通行者向けの安全な自動運転サービスの実現を2025年に展開していく予定だという。
ハイパーデジタルツイン社は革新的な自動運転技術の研究を進めているベンチャー企業。車体ではなくインフラ側に自動運転機能を設置することで、効率的な自動運転の実現を目指している。道路などにセンサーを設置して、特に死角を移動しやすいマイクロモビリティの安全な運転を実現する狙いがある。
同社は歩行通行者向けの自動サービスの実現を目指しており、「安全な空間やリスクのある空間を高精度に把握して最適なルートを形成することで、スムーズかつ安全な自動運転を実現していく」としている。