コーチクエストのイメージ図
関西大学の神谷拓教授はスポーツ関連事業を展開する「STEAM Sports Laboratory」(SSL)と連携して、教師の働き方改革と生徒の学習を同時に実現するプラットフォーム「コーチクエスト」を開発したと23日に発表した。
コーチクエストは専門家の指導を生徒がオンラインで受けられるサービス。場所や時間に関係なく学習や練習が可能であり、指導者が現場に出向く必要はない。加えて、全国どこでもサポートが受けられる。
学修記録をプラットフォームに記録することで、自己管理や問題解決の能力を養うことができるとしている。進学や面接時にも活動記録を使えるメリットもあるという。
神谷教授は「現場の先生たちの負担を少しでも軽減できるような仕組みを作りつつ、これまでの部活動で重視されてきた生徒の主体性のクオリティーを高めたい」とコメントしている。