就活サイト「ONE CAREER」を運営するワンキャリアは16日、2026年卒の学生向けにインターンシップに関する調査の結果を公表した。夏インターンへのエントリー数は「1~4社」が39.8%に上った。今後の応募予定について、「15社」を選ぶ人が最も多くなっている。早期選考の案内を目的としている学生がたくさんいると認められた。
同社は今年5月31日~6月5日の期間でアンケートを実施。586の回答数を得た。
調査によると、夏インターンの選考に参加する人は10社以上が20%超だった。参加目的を尋ねると「選考優遇をもらうため」が一番多く2割強だった。続いて「仕事内容が自分に向いているかを確かめるため」が2割、「業界理解を進めるため」が2割弱であった。
ワンキャリアの小林直樹キャリアアドバイザーは「インターンシップでは全てを見極められない」と指摘。「学生はその場で全てを判断せず、参加した企業に少しでも興味を持ったのならば次の接点を持ち、企業はそのような要望に応えられる場を設け、相互理解を深めていくとよい」としている。