名古屋市立大学医学部附属西部医療センターでは、子どもを望んでいてもなかなか授からない人々の力になろうと、幅広い不妊治療に総合的に取り組む「生殖医療センター」を開設する。9月3日に開設式を執り行う予定。
体外受精、顕微授精をはじめ、男性不妊症と不育症など幅広い不妊治療に対応するとともに、不妊治療中に入院処置が必要な時は、西部医療センターで対応可能。また、妊娠が成立した場合、ご希望の方は、西部医療センター産婦人科で出産まで継続して受診できる。さらに、生殖心理カウンセラーの資格をもつ公認心理師を配置し、不妊治療を精神面でも支援する。
治療から出産まで、病院が一体となり総合的に不妊治療に取り組むことは全国的にも珍しいという。