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順天堂大と東京工科大が開発契約を締結 ARグラスの看護現場導入を目指す 研修効率化などに期待 

ARグラスの利用イメージ

順天堂大学と東京工科大学は5日、ARグラスの看護技術教育現場への導入に向けた研究開発契約を締結した。新たなデジタル教材として展開することを目指している。

東京工科大学は医療用のARグラスを医療ミスの防止用に開発した。必要な画像が目の前に写り、テキストが読み上げられる。現場支援での活用が期待され、技術教育の質の保証に貢献するだけでなく、研修の効率化にもつながるという。資料を持たないため、手をあけた状態での訓練が可能だ。

両者は今後について「看護技術教育に必要なコンテンツの開発を行い、新人教育だけでなく、経験者についてもその適応範囲を広げ、システムの教育効果、記憶の定着効果について検証を行う」としている。