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アニメ映画を通してウクライナを知ろう 映画を買い付けた卒業生と後輩の学生たちが27日にイベント開催(城西国際大)

ウクライナで製作されたアニメ映画としては日本初公開となる作品『ストールンプリンセス:キーウの王女とルスラン』の上映が来月22日に始まるのを先駆けて、城西国際大学東京紀尾井町キャンパスで8月27日㈰、特別試写会と日本国内で避難生活を送るウクライナ人によるウクライナ語講座などのイベントを開催する。この映画を独力で買い付けた城西国際大メディア学部の卒業生・粉川なつみさんと、粉川さんの後輩となる同学部の学生が協力して企画したもので、広く一般に無料で公開する。

アニメ映画『ストールンプリンセス:キーウの王女とルスラン』は大切な人を守るため、さまざまな困難を乗り越える主人公の姿を描いたファンタジーラブストーリー。同大メディア学部を2019年に卒業し、映画配給会社に勤務していた粉川なつみさんが〝ウクライナのために自分も何かしたい〟と会社を辞め、自腹で配給権を買い取り、上映してくれる劇場の開拓に奔走。その思いと行動力が話題を呼び、公開前から注目を集めている。

粉川さんの奮闘を耳にしたメディア学部の星野卓也准教授がゼミの学生に呼びかけ、「先輩と一緒にウクライナについて知ってもらう催しを企画しよう」とアイデアを出し合いました。ゼミには粉川さんも何度か顔を出し、ともにプランを練り上げた。

当日は以下のプログラムを予定している。

①ウクライナ語音声・日本語字幕版の映画試写と、粉川さんと星野准教授の対談

②ピサンキ(イースターエッグ)、ミサンガ、刺繍などウクライナの伝統文化の体験

③ウクライナ料理の販売

④ウクライナから日本に避難してきた方々によるウクライナ語講座

⑤ウクライナにちなんだ商品の販売(ウクライナのカラーをモチーフにしたポストカードなど) ⑥戦争前後のウクライナを比較できる写真や年表などの展示