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阪大と電通がアンケートの解像度を高める「MINUKERU」を開発 回答者の潜在意見を分析

大阪大学と電通は28日、アンケートなどから本音やインサイトを解釈しやすくする分析ソリューション「MINUKERU」(ミヌケル)を開発した。電通は企業や団体向けに、スピーディで解像度の高いテキストデータ分析サービスの提供を開始するとしている。

ミヌケルはテキストデータから複数の潜在文脈を統計的に、またスピーディに抽出することができるソリューション。「働く環境/雰囲気」と「開発を通じた社会貢献」、「製品力技術力」「自己成長安定感」という4 つの点を、文脈から推測して回答者の心理にひもづけることも可能だ。

そのため、どのような人がどのような意見を持っているかが分かり、課題に対する効果的なソリューション策定がしやすくなるという。

チームは「コールセンターのお客さまの声やグループインタビューなどの音声データをテキスト化しての分析や SNS 上の投稿分析など、あらゆるテキストデータの解析に活用可能だ」と評している。