大阪大学は来月5日に、第2回腹部大動脈りゅう講演会「腹部大動脈りゅう患者に対する世界初のトリカプリン投与試験」を開催する。増加傾向にありつつも認識されづらいこの病の知識のアップデートを図ることを目的としている。
腹部大動脈りゅうは高齢者と男性、喫煙者に特に多く確認され、国内で増加傾向にある病だ。患者は日本に100 万人以上と推測されており、この病気は症状がでないため診断されづらく、突然命を奪う恐ろしい疾患だ。
イベントでは「腹部大動脈瘤の病理ー臨床的、基礎的知見からー」と「大地の恵み・母の恵みの栄養成分 トリカプリン」、「腹部大動脈瘤患者に対する世界初のトリカプリン投与試験 (F-HAAAT試験)」という題目の講演が同大教授らによって開かれる。
時間は午後6時30分~午後8時まで。会場は吹田キャンパスの最先端医療イノベーションセンター(CoMIT)1F マルチメディアホール。オンラインと会場のハイブリッド開催だ。誰でも参加することが可能で、料金は無料となっている。定員は100人までだ。