文教速報デジタル版

BUNKYO DIGITAL

文教速報デジタル版

BUNKYO DIGITAL
渋谷ヒカリエで新形態の生花販売「言葉を売る花屋」を展開 23日まで限定 芝浦工業大×日比谷花壇

芝浦工業大学学生(左)と日比谷花壇社員(右)

芝浦工業大学の学生とフラワーショップ大手の「日比谷花壇」は、共同で企画した言葉から花を選ぶ生花販売の新形態ショップ「言葉を売る花屋」を11~23 日までHibiya-Kadan Style 渋谷ヒカリエ ShinQs店(東京都渋谷区)で展開している。

日比谷花壇はこれまで8回にわたり新たなビジネスデザインを考える産学連携授業を芝浦工業大と実施してきた。その取り組みの実践の場として、学生考案の花屋を開くという。

言葉を売る花屋は、伝えたい言葉から花を選ぶスタイルの生花販売。中身を隠したロッカーの扉に「ありがとう」や「がんばってね」といった花言葉を基にした文言が記されており、贈る相手へ伝えたい気持ちを選んで開けると、それに合った花が現れる仕組み。

同大の学生は「私たちは、時には直接言葉にすると照れくさく感じることがあると思う」と説明。「それを花に乗せることで伝えやすく、またその気持ちを忘れられないものにし、大切にしてほしい。言葉を売る花屋がそのきっかけになるとよい」とアイデアの背景を述べている。