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「もう限界」 国大協、運営交付金の減少強調 04年比1631億円減 賃上げの余力なし

国立大学協会は7日に発表した声明文で、国立大学を取り巻く財務状況の悪化を指摘。「もう限界」と苦言を呈している。

国立大学全体の基盤的経費である「運営交付金」は2004年以降、減少し続けている。24年は04年比で1631億円減少したという。賃上げの風潮がある中で、「国立大にはその余力がなく優秀な人材の確保が困難で、教育・研究の質の低下が危惧される」と訴えた。