東京大学は来月5日からJPタワー学術文化総合ミュージアム「インターメディアテク」(東京都千代田区丸の内)で、特別展示「海の人類史−パイオニアたちの100万年」を開く。
展覧会では海運業の最前線を紹介する。高機能の追求を超えた思想的な革新が起きており、人と海の関係が新たなフェーズに入りつつあると分かるという。
展示は二部構成。一部は「先史時代の挑戦」と題して、原人から縄文人までの海洋進出について紹介する。次に、二部では造船や海洋環境を守る取り組み、現代の最先端技術について伝える。
また、7日には3万年前の祖先がどのように海を渡ったかを伝える映画「スギメ」の上映会、15日には講演会「海への挑戦 原子×現代」が開催される予定となっている。
入館料は無料。時間は午前11~午後6時まで、金・土曜日は午後8時まで開館する。月曜と祝日は休館。