東京大学と大和証券グループは10日、パートナーシップ協定を締結した。新たに5つの分野で共同し、より強固な連携関係を築いていきたい考えだ。
両者はスタートアップの育成支援、国際教育・交流の促進、フィンテック分野の共同研究などで協力していく。これまでも新興企業の育成を目的としたプロジェクトや留学生向けインターンシッププログラム、共同研究講座を取り組んできたがさらに発展させていくという。
藤井輝夫総長は「これまで取り組んできたスタートアップ企業の育成のさらなる充実に加え、金融市場を通じた持続可能な社会の構築を目指す」とし「金融経済教育を通じた金融リテラシーの向上や次世代運用テクノロジーの開発などに取り組み、より良い未来社会の実現に貢献していきたい」と力を込めている。