立命館大学は人類の生存圏の維持と拡大に貢献する「宇宙地球探査研究センター(ESEC)」の設立を記念したシンポジウムを23日に、朱雀キャンパス(京都市中京区)で開催する。宇宙飛行士でESEC研究顧問の野口聡一さんや立命館大の教授らが登壇し、宇宙研究を語る。
イベントの第一部では「月スナイパーSLIM計画への参加から得られたもの~今後の月探査・研究の展望」と「月面人類活動に向けて~建設技術とロボティクス」というテーマで、立命館大の教授らがプレゼンテーションを行う。
続いて野口さんのスペシャルトーク「宇宙展開およびESECへの期待」と佐伯和人教授ら2人を加えたパネルディスカッション「宇宙生活における叡智(wisdom)~宇宙に生きる時代を迎えて」を実施する第二部で構成されている。
同大は「どなたでも立命館・ESECの多様な研究に触れていただけるわかりやすいシンポジウムです」と紹介している。
会場はキャンパスの5階大会議室で時間は午後3時30分~6時45分まで。参加費は無料で定員は300人で達し次第締め切る。参加申し込みフォーム(https://bit.ly/esec240523)から20日の午後5時まで応募をすることができる。