文教速報デジタル版

BUNKYO DIGITAL

文教速報デジタル版

BUNKYO DIGITAL
順天堂大さくらキャンパスに新たな屋内プール・アリーナが完成

順天堂大学では、スポーツ健康科学部の入学定員増(410名→600名)に伴うキャンパス再編事業として、今年8月に50㍍の屋内プールとさくらキャンパス診療所を併設する新体育館(アリーナ・屋内プール棟)が竣工した。

このアリーナ・屋内プール棟の完成により、国内屈指のスポーツ施設・設備を有する体育・スポーツ系学部へとさらなる発展を目指す。

建築面積4929.02㎡、延床面積6132.72㎡。地上2階(高さ14.43㍍)。エコキャンパスに向けて、①建物内照明の電力をまかなう太陽光発電システムを導入、②エコキャンパス実現のため、高効率機器を採用し環境負荷を低減、③ZEB Readyの取得を目指す(高効率EHP・GHP・GHPチラー・コジェネレーションシステム導入‐など省エネルギーへの取り組みを行った。

■各室の特徴

1)屋内プール

◎50㍍×25㍍、10レーンの屋内プールを整備。国内一般プール・AAを公認取得予定で、日本水泳連盟の主要大会を開催することが可能となる。また、可動床を採用し水深0~2.25㍍まで8段階で深さを設定できる。リハビリテーションから水球競技まで、多様なニーズに対応する。

2)体育館(アリーナ)

◎バスケットボールコート(2面)、バレーボールコート(2面)、ハンドボールコート(1面)を設置。有効天井高12.0㍍以上を確保しており、バレーボールコートの国際基準に準拠している。2階ギャラリーは、ウォーミンアップや仮設観客席の設置等フレキシブルに使えるフリースペースとなっている。

3)さくらキャンパス診療所※開設予定

さくらキャンパスでスポーツ活動を行う全てのアスリートへのメディカルサポートを充実させること、スポーツ医学分野の教育・研究・診療活動を更に発展させることを目的に、「さくらキャンパス診療所」を設置する。