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早大、国際卓越大へ再挑戦 最大年俸7500万の卓越教授資格を新設 「世界人類に貢献」

早稲田大学

早稲田大学は2032年に向けた150周年事業の構想を発表した。同事業の推進委員会を発足させ、委員長に大和証券グループ本社の中田誠司取締役会長が就任した。文部科学省が指定する国際卓越大学を目指した再挑戦も見込んでいる。

早稲田大は建学の精神である「学問の独立」「学問の活用」「模範国民の造就」に沿った、3つのグルーバルセンターを新たに設ける。社会変革をもたらし、世界に貢献できる人材の育成を目指す。

また国際的競争力を育むため、年俸3000~7500万円とする卓越教授資格の創設や優れた業績を残した全教員に15%の年間手当を付与するインセンティブを作るという。

中田委員長は「創立者・大隈重信が唱えた建学の精神に立ち返り、研究と教育を通して人材を育成し、『世界人類に貢献する大学』に進化させる」と意気込んでいる。