近畿⼤学附属湯浅農場(和歌⼭県有⽥郡湯浅町)は、オリジナル品種である近⼤マンゴー『愛紅』(あいこう)を、8⽉18⽇㈮から千⽦屋総店⽇本橋本店と伊勢丹新宿店・⽴川店・浦和店で販売する。果物専⾨店や百貨店での販売を通じて、30年以上にわたる研究成果を社会に提供するもの。実学教育の場として農学部⽣約 100⼈が『愛紅』の栽培に携わっている。
値段は1個1万5120 円から(税込)。値段はサイズ等により異なるという。18⽇から20日の3⽇間は、特別価格6480 円(税込)での販売も予定している。
『愛紅』は、近畿⼤附属湯浅農場で開発された国内品種登録第1号のマンゴーで、濃厚な味わいで繊維質が少なく、きめが細かくシルクのようななめらかな⾷感が特徴。平成20年に品種登録され、平成24年から⽇本を代表する果物専⾨店である千⽦屋総本店で販売されて話題となった。
平成30年からは伊勢丹の⾸都圏店舗でも販売している。広く⼀般に販売することで、30年以上にわたる近畿⼤のマンゴー研究の成果を社会に提供する。
『愛紅』は、近畿⼤学附属湯浅農場で開発された品種。国内主⼒品種の「アーウィン」を「⾦煌」(きんこう)に交配させ、平成11年に栽培試験を開始。平成20年に品種登録され、国内初のマンゴー新品種として注⽬を集めた。実学教育の場として、農学部⽣約100⼈が栽培に携わった。