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一橋大と大東建託が連携 「都道府県別家賃指数」の開発や教育活動などで協同

一橋大学は今月から大東建託と連携し、持続性の高い賃貸住宅市場の構築に向けた共同研究を始めていると発表した。2029年3月まで協力し、「都道府県別家賃指数の開発」や「家賃指数と一橋大学で実施している消費指標を連結」を共に実施するという。

一橋大の研究体制と大東建託の賃貸住宅家賃データなどを生かして、家賃指数や住宅供給のあり方の研究に取り組む予定だ。また、住宅市場や街の住み心地ランキングなどの情報を用いて社会的課題の解決に向けた分析を行い、人材の育成にもつなげたいとしている。

加えて、同社から同大に2人の研究員が派遣され、ソーシャル・データサイエンス学部の学生を対象としたPBL演習など教育活動でも協働していくという。