横浜国立大学の島圭介教授が取締役を務める同大発ベンチャーの「UNTRACKED(アントラクト)」 は、シャープならびに大阪府堺市と共同で、日常生活における転倒予防に関する検証を行う。これは、同市の地域包括支援センター主催の健康イベントとして23日に実施する。
検証ではアントラクトとシャープが共同開発した「転倒予防ソリューション」を活用し、市民の転倒リスクの計測と、その評価結果に応じた個別の改善プログラムの提案を行う。さらに、月に1回ずつ3カ月にわたって継続的に健康イベントを実施することで、参加者の改善プログラム効果を確認する。
アントラクトらは「検証を通じて、転倒リスク改善の重要性を周知することで、多くの方の健康的な生活をサポートする取り組みを進めていく」とコメントしている。