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立命大生、長岡京市にある中小企業の経営改善法を検討 18日にキック・オフミーティング

立命館大学経営学部・経営学研究科事業継承塾は、長岡京市商工会、長岡京市の協力のもと、長岡京市内企業の事業継承促進に向けた経営改善の取り組みに関する調査を開始する。それにあたり、調査対象企業関係者とのキック・オフミーティングを18日に開催するという。

事業継承塾では、「中小企業を取り巻く現状把握が事業継承促進に向けて重要になる」という考えに基づき、中小企業の課題発見と解決策ついて実践的な学びの機会を提供するとともに、その成果発表の場として、「中小企業課題解決コンテスト」を開催している。

今回は若者の視点が生かされる「中小企業のSNS活用による経営改善の取り組み」に焦点を当てる。企業8社の経営者や後継経営者との質疑応答や、学生間での議論を通じて、「学生の視点」による中小企業の事業継承促進に向けた経営改善の方策を検討する予定。

事業継承塾は親族から会社を継ぐ親族や支援を志す学生を対象とした団体。2018年にスタートし、23年度は約40人が入塾している。

時間は午前10~11時30分で、会場は長岡市産業文化会館(長岡京市開田)。