文教速報デジタル版

BUNKYO DIGITAL

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芝浦工業大、字幕透明ディスプレイなどを試験運転 聴覚障がい者らの意思疎通を支援

(左)字幕透明ディスプレイ(右)ビューボマイク

芝浦工業大学と同大初テクノロジー企業「ピクシーダストテクノロジーズ」は、ダイバーシティの推進やグローバル人材の育成、大学運営の効率化に向けたDX化の取り組みの一環として、ビューボマイクの試験導入及び字幕透明ディスプレイの実証実験を開始した。

ビューボマイクは360度全方向から音声を集音して発話者の方向を特定し、複数名の同時発話も「誰が」「何を」話しているかリアルタイムに表示され、聴覚障がい者などの意思疎通をサポートする。また、ディスプレイはリアルタイムで会話の字幕を表示してコミュニケーションを円滑に進める効果があるという。

実証実験は大宮と豊洲キャンパスで行われている。同大は「今後も本学はダイバーシティやグローバル理工系人材の育成、大学運営のDX化を推進していく」と説明している。