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東工大とトヨタ・モビリティ基金が連携 「交通安全高度化協働研究拠点」を設置 死傷者ゼロに貢献

東京工業大学と社会問題の解決に取り組むトヨタ・モビリティ基金は今月から、交通環境における人の行動に関する研究を行う「交通安全高度化協働研究拠点」を大岡山キャンパス(東京都目黒区大岡山)に設置した。4日に調印式を実施した。

研究題目は「ドライバーの運転行動評価」と「交通弱者の行動計測・行動評価」、「交通弱者の行動変容」の3つ。拠点長は東工大の小竹元基教授が務める。期間は2027年の3月31日までとなっている。

両者は「今後、同拠点を分科会と連携した東工大およびさまざまな機関との共創の場として、交通事故死傷者ゼロの実現に向けた研究開発を進めていく予定」とし「『事故に至る人の行動を測り、評価する仕組み』と『安全な行動を促す仕掛け』づくりに取り組む」としている。