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iCONM 学術セミナー「新型ナノマシンがもたらす診断イノベーション~安全で環境にやさしい高感度MRI造影剤の開発」を開催 4月3日

川崎市産業振興財団が運営する「ナノ医療イノベーションセンター」(iCONM)は学術セミナー「新型ナノマシンがもたらす診断イノベーション~安全で環境にやさしい高感度MRI造影剤の開発」を来月3日にオンライン開催する。MRIの基礎知識や先端診断などについてのレクチャーが行われる。

MRIは臓器や脳機能まで検査できる万能機器だが、感度では放射線を用いた検査法に劣る。そのため、シグナル強度を高めるMRI造影剤に関する研究が世界中でされている。一方で、造影剤に用いられる「ガドリニウム(Gd)」の河川における上昇が注目されており、MRI検査で利用されていることとの因果関係が調査途中だ。

セミナーでは財団が運営するGdに詳しいiCONMの西山伸宏博士の講演「単一高分子の『自己折りたたみ』に基づく新規MRI造影剤の開発」や青木伊知男博士「体内を観察するイメージングの基礎知識とMRIの飛躍的な発展」が実施される予定。

時間は午後2~4時で参加費は無料。申し込みフォーム(https://forms.gle/zf4MXWgn9Gm3QQP56)で受付中だ。