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能登半島地震を受けて震災可能性を調査 東大など12団体が白鳳丸を用いて研究航海

東京大学など12機関からなる研究チームは4日、学術研究船「白鳳丸」用いた航海を実施する。令和6年能登半島地震を受けて、長期的にみた能登半島周辺の地震発生ポテンシャルの把握などが目的だ。

将来発生しうる震災の分析のため令和6年能登半島地震に関連する海底活断層や深部流体の挙動を調査し、能登半島周辺を含む日本海東縁地震発生帯の地震や津波発生の可能性を把握する必要がある。

研究チームは「本研究航海で得られるデータを詳しく分析することで、長期的な地震発生ポテンシャルと地震、津波が沿岸域の海洋環境や海洋生態系に与えた影響が明らかになる」と期待を寄せている。

学術研究船「白鳳丸」