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トマトにエタノール投与でストレス耐性向上 理研と筑波大の研究Gが発見 高熟度栽培技術への応用に期待

理化学研究所の研究チームはトマトへエタノールを投与することで、高温ストレス耐性が強化されることを発見した。トマトの栽培品種をはじめとする生産現場に応用されることが期待できそうだ。19日付でスイスの科学雑誌オンライン版で公表されている。

研究ではエタノール投与による高温ストレス耐性の変化をトマトで調べるため、その幼植物体にエタノールを与えた後、50度の環境に約4時間置いた。結果、高温ストレス後の生存率の向上及び高温による果実の生育ダメージが低減することを見いだした。

遺伝子発現や代謝産物の量的変化を解析したところ、エタノールによって「LEAと呼ばれるストレス応答性遺伝子の発現量の増加」、「グルコースやフルクトースなどの糖類が蓄積」「生体にとって有害である活性酸素種の除去に関わる遺伝子の発現量の増加」が明らかとなった。

研究グループは「エタノール事前投与の時期や方法を検討することにより、高糖度トマトの栽培技術に応用できる可能性がある」と報告している。