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首を冷やせば夏の運動量が増加 順天堂大と花王が小学生調査

順天堂大学の鈴木宏哉先任准教授らの研究グループと花王は、子どもの夏季の外遊び中に首を冷やすことで、世界保健機関(WHO)が推奨する早歩き程度の運動「中高強度身体活動」の時間が増加する可能性があることを見いだした。夏でも首を冷却することで子供が活発に動いても問題がないという。

研究グループは2022年8月の4日間、小学1〜3年生の男女26人を対象に調査を実施。屋外で前後半20分ずつの自由遊び時間を設けた。その際、冷却効果のあるシートを用いて首を冷却するグループとしないグループに分割。その上で、自由遊び中の身体活動量を集団ごとに測定した。

その結果、自由遊びの前半では首を冷却したグループが、しなかったグループと比較して、中高強度身体活動時間が長いことが確認された。中高強度の活動時間が長い分、低強度身体活動時間は短かったことも判明している。

鈴木准教授らは「今回の研究において、夏季の外遊びにおいて、首を冷却した子どもの方が、中高強度身体活動時間が長かったことが分かった」と説明。「夏季においても、体の一部を冷却することによって、子どもがより活発に活動できる可能性が確認できた」としている。