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「持続する引きこもり症状」と「増加する身体不調」が自殺リスクを高める 東大研究チームが症状と希死念慮リスクの関係を初調査

東京大学などの研究チームは26日、思春期児童の精神症状の中でも「持続する引きこもり症状」と「増加する身体不調」の希死念慮リスクが特に高いことを発見したと発表した。それぞれの症状とリスクを評価した初めての研究だという。米医学雑誌のオンライン版に掲載されている。

思春期の発達について追跡する「東京ティーンコホート研究」で2回以上精神症状を評価された2780人の児童を対象に、引きこもりや身体不調、不安抑うつ症など8種類の症状を養育者へのアンケートで評価した。

それによると「持続する引きこもり症状」と「増加煤身体不調」の2グループが希死念慮との強い関係性を示した。研究チームは「思春期児童と関わる幅広い人々が、これらの症状の自殺リスクに注意を払い、自殺予防のための支援につなげていくきっかけになる」としている。