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防災科研が能登半島拡大版の強震モニタ公開 「安全の確保や不安感の低減につなげてほしい」

防災科学技術研究所(防災科研)は9日、日本全国の現在の揺れを可視化して表示する「強震モニタ」に、能登半島を中心とした地域の拡大画面を追加して公開した。

強震モニタは、防災科研の強震観測網によって観測された日本全国の今現在の揺れをリアルタイムで表示するウェブサービス。緊急地震速報の情報や予測震度分布、P波・S波到達円も合わせて表示される。

防災科研は「令和6年能登半島地震の発生以降、石川県能登地方およびその周辺において地震が頻発し、被災地を中心として不安感、緊張感の高い状況の継続が懸念される」と指摘。「能登半島を中心とした地域での詳細なリアルタイム地震動情報により、今揺れているのかどこで起きた地震なのかを即座に確認することで、安全の確保や不安感の低減につなげていただければ幸い」としている。