名古屋工業大学の李晃伸教授らの研究グループは、音声対話・CGアバターの研究開発プラットフォーム「MMDAgent-EX」を開発。一般に公開した。それと同時に対話用CGアバター「ジェネ」と「うか」も同時に公表している。
これは、前身である「MMDAgent」をベースに、研究開発および外部連携のための機能を強化したもの。高速でローカルに動作する軽量な音声認識や音声合成エンジンを内蔵しており、アバター表示の機能も持つ。
公式ウェブサイト及びGitHubでフィードバックを集めつつ、継続的なメンテナンスと改善を実施していくという。
同大学は「本研究グループでは今後も、今回公開したMMDAgent-EX及びCGアバターを活用して、音声処理・対話・アバターコミュニケーションに関する研究開発および産学官連携を行っていく」としている。