東京医科歯科大学病院は、東京工業大学などと共同開発した手術支援ロボットシステム「Saroa サージカルシステム」を用いた婦人科領域での初症例を10月20日に実施。患者も退院したという。
Saroaの症例成功は7月の消化器外科領域に続いて、今回の婦人科で2領域での成功となった。執刀を担当した東京医科歯科大の吉木尚之准教授は「既存の手術支援ロボットが4本のアームを有しているのに対して『Saroa』は3本のため、補助ポートを含めて4ポートで手術を実施し、安全で低侵襲のロボット支援下手術が実現できた」としている。