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病原性たんぱく質「ファイロジェン」が宿主たんぱく質を分解 東大研究Gが新たな仕組み発見

東京大学の鈴木誠人大学院生と前島健作准教授らの研究グループは18日、植物の花を葉に変える細菌たんぱく質「ファイロジェン」が宿主たんぱく質を選択的に分解する新しい分子メカニズムを明らかにした。

各地に分布する「シロイヌナズナ」を使った研究によると、これまでファイロジェンを分解標的とする植物の生育に関わる「MADS転写因子」の選択制は、「ファイロジェンとMADS転写因子の統合性」に加え、「両者が統合した後のシャトル因子との統合性」という2段階で制御されていることが示された。

研究グループは「MADS転写因子を応用することでファイロジェンの機能を抑制し、葉化病を治療できる薬剤の開発につながると期待される」としている。