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東大が7月に大正関東地震100年シンポ 「関東大震災と東京大学‐教訓を首都直下地震対策に活かす‐」

東京大学大学院情報学環総合防災情報研究センターでは、大正関東地震100年シンポジウム「関東大震災と東京大学‐教訓を首都直下地震対策に活かす‐」を、7月23日㈰と30日㈰にそれぞれ午後1時から開催する。会場は安田講堂。対象は報道関係者、省庁職員、地方自治体、研究者、学生、市民ら。

1923年の関東大震災から今年で100年の節目に当たる。そこで、大正関東地震の全体像をあらためて知るために、14件の講演を行い、講演内容を踏まえた首都直下地震対策について多角的に議論する。

2週にわたる講演では、東京大学の研究分野を超えた多様な研究者によって関東大震災について、さらに現代の首都直下地震対策について多角的に説明される。30日のパネルディスカッションでは、東京大学大学院情報学環客員研究員、フリージャーナリストの有働由美子氏を招き、関東大震災の教訓を踏まえ、いかに東京都の首都直下地震対策に活用するかを議論する。