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阪大レーザー研が神島科学工業と共同研究部門設立 レーザーセラミックス開発で協力

大阪大学レーザー科学研究所は1日に、神島化学工業㈱と「神島化学工業先端レーザーセラミックス共同研究部門」を設置した。共同研究部門では、革新的な高平均出力パワーレーザーの開発でカギとなるレーザーセラミックス開発を進める。

阪大レーザー研は、パワーレーザーに関する国際研究拠点。世界有数のパワーレーザーを開発し、運用してきた。最近では、1秒間に100回のレーザーを発射できる、革新的な高平均出力パワーレーザーを開発している。

この開発でカギとなる素材が、レーザーの増幅で使用される「レーザーセラミックス」。レーザーの増幅に利用できる高い品質の透明セラミックスを販売する世界唯一のメーカーは神島化学工業と協力してレーザーセラミックスを開発していく。

両者は「次世代のレーザーセラミックスの研究開発で協働することで、この分野における我が国の国際競争力をより一層強化していく」と意気込んだ。

神島化学工業㈱の開発したレーザー
セラミックス