日本電信電話㈱(NTT)など4社は米アマゾンが提供する低軌道衛星ブロードバンドネットワーク「Project Kuiper(プロジェクトカイパー)」との戦略的協業に合意した。これにより、4社は高い信頼性と広範囲のカバーエリアを実現する高度な衛星ネットワークを日本の顧客に提供する。
今回の協業の一環として、NTTとスカパーJSATはKuiperを日本の企業や自治体に対して提供していく。各社は、Kuiperを生かして回復力と余剰を兼ね備えた通信ネットワークを構築するための選択肢を顧客に提供する計画だ。
NTTの川添雄彦代表取締役副社長は「Kuiperとの連携によりイノベーションを加速し、NTTのIOWN技術をはじめとした各社の技術やリソースを結集することで、さらなる価値が提供されていく未来にとても期待している」とコメントした。