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新種のイカ「リュウキュウヒメイカ」と「ツノヒメイカ」 OISTが発見

沖縄科学技術大学院大学(OIST)は24日、同大学とオーストラリアの大学の研究者が新種のヒメイカ「リュウキュウヒメイカ」「ツノヒメイカ」の2種を発見したと発表した。科学誌「マリンバイオロジー」に掲載されている。

2種はその外見と行動から名付けられた。体が小さく、色が赤くなるリュウキュウヒメイカは同様の特徴をもつ赤毛の精霊「キジムナー」にちなんで命名された。もう1種類の「Kodama jujutsu(ツノヒメイカ)」は新たな属「Kodama」に類する。この属名と名前は豊かな森に住む精霊「木霊(こだま)」にちなんで名付けられている。

2種を発見したOISTのジェフリー・ジョリーさんは「種を命名してその特徴を明らかにすることで、生物の多様性を浮き彫りにするのと同時に、私たちの知らないことがまだ沢山あると気付かせてくれる」と説明している。